リフレクソロジストが経験した不思議体験-会話のない会話編。

H19.3.11


毎回ではないのですが、リフレクソロジーの施術中には、不思議なことがおこる場合があります。

今回もそのお話です。

このネット上で、お客様の名前を挙げた上で、具体的な体調の内容までお話するわけにはいきません。

リフレクソロジストはお客様の体調に関して「守秘義務」を持っていると思います。

この点で、意識の低いリフレクソロジストが世の中にはいるようですし、一般のスクールではそこまで教育していないようです。

以前勤めていたサロンで、バックヤードで非常に聞き苦しい話を平気でしている女性セラピストがいました。
その代わり、お客様の前に出ると「ガラッ」と態度が変わります。

指名もそこそこもらっていた女性です。本当はそのサロンの中心とならなければならない位の者でしたが、周囲のセラピストからの信望はなかったです。

もちろん、感覚の鋭いお客様はその女性は決して指名しませんでした。
そのセラピストが担当になろうとすると、断っていたくらいです。

もちろん、そのセラピストは「プライド」を傷つけられたからでしょう、バックヤードに入ってから、そのお客様に関して、聞き苦しい言葉を吐いていました。

お客様は、見抜いていたと思います。そのリフレクソロジストの「人間性」

  




さて、Christopher.R の、お客様の中には持病をお持ちで悩んでいる方がいらっしゃいます。

リラクゼーション、リラックスを目的にご来店いただける方が多いのですが、産科で有名な聖母病院が近いため、妊娠されている方、中には予定日過ぎての妊婦様も見えます。

そして、鬱(うつ)気味の方、睡眠障害の方、肩こりや腰痛の方、自律神経失調気味の方、関節炎の方、脊椎すべり症の方、そして難病の方もいらっしゃいます。



ご病気の方のすべてにリフレクソロジーが出来るわけではありません。

ですが、例は少ないですが、難病とされている方の中でもリフレクソロジーを受けていただくのが、良い状況の方もいらっしゃいます。

特に副交感神経を優位にすることが、症状を和らげる上で好ましい場合にはお薦めしております。

もちろん、リフレクソロジーを受けて難病が完治するなど、お客様に期待させてはいけません。

リフレクソロジーは、特に日本では治療行為としては認められておりませんし、われわれリフレクソロジストは医師ではありませんから。

病気の診断や治療行為はできません。やってはならないのです。治療行為ができるのはお医者様だけです。


ただ、精神的にリラックスすることで辛い症状が軽くなる場合があります。
そういう方々に対しては、Christopher.R では施術はお断りしません。

もちろん、妊婦様もお断りしません。妊婦様こそリフレクソロジーを受けていただきたいものです。







以前、難病の方の施術中に何度となく、不思議なことがありました。

とくに私は重い病状をもっている方には、施術中は必ず、語りかけるようにしています。

もちろん、実際に声を出してお客様と会話することがほとんどなのですが、施術が進むにつれ、あのリフレクソロジーの独特の境地?


「睡眠と覚醒」のちょうど中間の世界。 


これがリフレクソロジーの、とくに西洋式のリフレクソロジーにみなさんがハマるひとつの要素だと思いますが、- 独特の心地よさ。-

お客様がこの世界。

-- 【「睡眠と覚醒」の境目あたりの、なんとも言えない心地よい世界】 --

に入っていく施術の中盤には、自然とセラピストとお客様の会話がなくなります。

ここからです…。

ここからが実は私がリフレクソロジーをやってきて大切な時間帯だと認識しているところです。

もちろん、これは私の勝手な解釈の元でやっていることですけど…。
いわゆるヒーリングというものがこの世に本当に存在するならば、ここからがヒーリングの始まりなんだと思っています。


私自身の心の持ちようなんですが、「光」を意識しています。


それはもう天からレーザービームのような光が降り注ぎ、全身が包まれ、やがて体内に染み入ってくる感じ。

この「光」はいわゆる太陽の「まばゆい光」の感じだったり…。

色もオレンジ、あるいは白金だったり、「光」というよりは紫色のオーロラのようなものだったり、そのときの自分の感覚によってさまざまです。


子供の頃の私はこれでもギター小僧でしたので、エリック・クラプトンの大ファンでした。

歌をきっかけに「Change the World」が主題歌になっていたジョン・トラボルタ主演の「フェノミナン」をみました。これに出てくる光も似たようなものかも…。


ただし私は超能力者ではありません。お暇があったらその映画見てください。
映画のテーマは別にあると思いますが、私は妙にその光が印象的でした。

また映画つながりで、トム・ハンクス主演で無実の罪でとらわれた大男コーフィのお話「グリーンマイル」

ここらへんのハンドパワーもリフレクソロジストとして、イメージしています…。


かなりヒーリング・オタのような話になってきましたが、そういう「光」につつまれてリフレクソロジーを施しつつ、その「光」で今度はお客様まで包み込み、そして足裏からも注入しつつ、そして、心の中で語りかけています。

そのときは、もうリフレクソロジーの極致といいましょうか、自分自身もかなり施術に集中できている時です。

ただしこれは、よほど自分が施術に集中できてないと無理です。

寝不足の日、寝すぎの日、体調がいまひとつの日。忙しすぎる日。そんな日は出来ません。
空腹過ぎるときも、満腹のときもだめです。

少し寝不足気味で、お腹が少し空いたなー。なんて時は結構集中できるみたいですが…。


このように条件が厳しいということ自体、これが現在の私のリフレクソロジーの限界かもしれません。


いずれにしてもその日の体調を万全にしておかないと、良いリフレクソロジーは出来ないということです。

私のリフレクソロジー・スクールで自己の健康管理を大切にするように言っているのはこのためです。
自分が健康でないと人様を癒すことなどできませんから…。



もちろん、セラピストとしての気概を感じる場合には、多少の不利な条件でも集中力は高まります。

ですから、難病でお悩みの方に、足しげく車椅子でご来店いただくような場合は、「もう何とかしてあげたい!」などと、ろくな能力もないくせに思ってしまいます。



少し話しがズレたので、元に戻します。

その難病のお客様は、体調が優れないのに、わざわざ付き添いのご家族と一緒に車椅子でご来店いただきました。それも月イチでもなく、三日に一度位のかなり頻度の高いご来店です。


「こんな状況でも、しかも頻繁に私のサロンに来ていただけるのか…。」

そう思うと、がぜん私のリフレクソロジスト魂が燃えてきます。

そのときは、「大丈夫ですよ。」「時間はかかるかもしれませんが、あせらず、良くなっていきましょうね…。」とか、
心の中でその方に語りかけながらやっていました。


そういう時のことです。

寝ているはずのそのお客様が、パッと目をあけ、


「今なんか言ったぁ?」 


と、不思議そうな顔をして私の顔をのぞきこみました。


「いいえ、別に…」と答えました。説明してもわかってもらえそうもないですし、とにかく施術中ですから…。

そんなことがこのお客様とは何回もありました。


とにかくリラクゼーションとかリラックスをしていただくだけでは、申し訳けないようなお客様がChristopher.R にはご来店いただきます。

私やスタッフが出来ることといったら…、

「心をこめてリフレクソロジーをする」

…、これだけしかできないんですけどね。


サロンに入ってこられたときは、血の気の引いたような、無表情だった難病の方が、帰りには血色もよく、ニコニコ顔で、車椅子で帰っていただけるときには、


「この仕事をしていて本当に良かった。」と思います。