医療現場をすすめるスクールに関して

■ 最近のスクールでは、医療現場でリフレクソロジー…。などと
パンフレットで紹介しているところがあります。

私はこれは「危険」と思います。

たとば終末期(いやな言葉ですね)を迎えた方々にリフレクソロジー。

これは、正直。私自身がそういう方たちにリフレクソロジーをすることになった場合、 悩むところです。

それをスクール卒業したての、場合によっては在学中に、経験値の少ないリフレクソロジストが、 もしそのような施設でリフレクソロジーを平然とやっているのなら、 私は「怖い」です。ただひと言これだけいいたかったです。

物事には順序があります。

スクールで勉強している方、およびスクールを出て、わずかな施術経験しかないリフレクソロジストは、まず健常者にリフレしてください。
そして、そこでさまざまな経験を積んで下さい。

いきなり、終末期の方々にリフレクソロジーをしないで下さい。

やりたいのならば、一般の健常者の方々を、それ相当の人数の施術を経験してから、 はじめてください。少なくとも5年はキャリアを積んでからにしてください。

そのような施設でのリフレクソロジーをひとつの就職先、ボランティア活動の場として考えているスクールもあるようです。

おそらくリフレクソロジーは、治療ではなく、リラクゼーションだから…。と考えているからなのだと思います。施術そのものより、「コミュニケーション」をメインにしているような活動かもしれませんが…。 

結果的には「喜んでいただいている…」 そう反論されるかもしれませんが、
それでも新米リフレクソロジストはやってはいけないと思います。

キャリアのないリフレクソロジストにさせるべきではないと思います。

また、人の役にたちたいという志は立派ですが、少なくとも日本ではボランティアの側面が強く、いやらしく聞こえるかもしれませんが、「収益のあがるリフレクソロジー」ではない場合が多い。

ちょうと先日「中田英寿」が二年ぶりにピッチにたちました。
プラスワン・フットボールマッチ。

これは世界を旅して回った、中田英寿が、今自分でできることを通じて、
世界の現状をみんなに知ってもらうこと。
世界の貧困や飢餓。 環境問題も含めてです。

ここで彼は、こう言っています。
「こういうボランティアのような活動は、続けないとだめなんです。
でもそこである程度の商業が成立しないと長続きしない。
だから、僕は大事なメッセージをみなさんに長く発信するためにも、
少しは収益の上がることをしながら、メッセージを発信し続けます。」

これは正解だと思います。

途中で、たとえば半年、1年、2年で区切りをつけて、止めてしまうのなら、
最初から終末期の方々にリフレクソロジーを…。
などと言ってほしくない。まして、初心者のリフレクソロジストが、そのような方々に習いたてのリフレクソロジーをやって欲しくない。

事実、施設の責任者の本音は、
「看護師さんたちが、終末期の方々にリフレクソロジーをしてあげてほしい。」

これが本音なんです。ただ、看護師さんたちは、ますます忙しくなってしまいます…。 ここから先は、政治の問題にもかかわってきそうです。

看護師さんが忙しすぎて出来なければ、キャリアのあるリフレクソロジストが利益を得て、やるべきです。
スクール側でキャリアのあるリフレクソロジストに仕事を与えてやるべきです。

看護師さんももちろん、現場の介護士さんも激務です。介護士の知人もいますが、素人の考えているような、なまやさしい、美談でかたずけられるようなものではないんです。

個人的な意見ですが、ホスピスなどでリフレクソロジーをやりたいのなら、
入所している方々ではなく、この介護士さん、看護師さんたち、入所されている方のご家族をケアして上げてください。

あとは、その道の専門家にまかせましょう!

くれぐれも新米リフレクソロジストが現場を荒らすことのないように願います。

スクールの差別化に使われるリフレクソロジストにならないよう…。
注意して下さい。

やたいのなら、キャリアを積んでから…。