ネットの印刷屋さんが普及した今、チラシ印刷は業者さんに頼んだ方が安く上がるみたいですね…。
で、この1,000枚、あるいは2,000枚のチラシをどうするか?
自分で配布する場合のことを考えてみましょう。
一日、200枚ならば、たいていの人は一時間もあれば十分配布できると思います。
地方で民家が離れて存在する。なんて所は別ですが、都市部ならばなんとかなると思います。
これにアパマンがあれば、集合ポストに入れれば、300枚~400枚は、いけるでしょう。
で、ここは一時間300枚とします。
1,000枚のチラシを一時間300枚のペースでポス。
1分で5枚配布ということですね。200分。3時間20分で1,000枚ポスし終えます。
休憩も入れると、4時間位かな?
もちろん、これを一日でやらず、一か月の間に何日間かに分けてやってもいーですね。
2,000枚のチラシでも、何とか自分で配布できそうです。
ここまでで、一年間。12ヶ月これを繰り返したとします。
8,400円の売上を12ヶ月。
100,800円の年商。
毎月のチラシ印刷代。ここはチラシの反応率は0.1%としています。
8,400円のコースで一人のお客様ゲットのためにはひと月、1,000枚で、2,800円 の印刷代。
これを12ヶ月分で、2,800円×12ヶ月。33,600円の経費。
4,200円のコースで二人のお客様ゲットのためには、2,000枚で4,360円 の印刷代。
これを12ヶ月で、4,360円×12ヶ月。52,320円の経費。
つまり、8,400円のコースの場合。
年商100,800円で、経費が33,600円。 利益が67,200円となり、
4,200円のコースの場合。
年商100,800円で、経費が52,320円。 利益が48,480円となります。
利益は、年間。67,200円か48,480円となりますね。
サロンは儲けたいから始めたハズ。
一年間で67,200円か、48,480円。
これで満足できれば、これでまったく構わないんですよ。
しかし、ここの経費は、チラシ印刷代のみです。
サロンをやるには、自宅の場合。生活面と共用するから、どういう割合で案分するかは別として、経理的にも適正な額は経費として計上するべきですね。
平たくいうと、予約を受ける電話代。サロン業務で使う、ガス・水道・電気。
特に洗濯物やら冷暖房やらは、直接業務に関わる経費です。
少額でもそれは経費として見込んでおくべきでしょう。
さらに、施術でパウダーやらオイルやら、タオルだって、日常使っているものと共用なんかしないと思いますので、サロン専用のものが必要になるわけで、それの継続的な購入も発生してきますよね。
すると先ほど算出した年間の「利益」
年商ではないですよ。年間の「利益」は…。
67,200円とか、48,480円より、もうちょっと少なくなるハズです。
これであなたが満足ならば、まったく構いませんよ。
しかし、多くの方がこの数字には満足しないと思います。
では、年商10万じゃダメだって、ことですよね。
この規模の経営だと、いざ利益まで、算出してくると物足りなくなっちゃう…。
「せっかく資格もお金と時間をかけて取得したんだから…」
ごもっともでございます。
ん~、じゃ、次は年商50万で考えてみますか?
一気に規模を5倍にしていきましょう。
もちろん広告宣伝費などは、変化してきますよ。